「小さい子供から健康に」・「足先の冷えに温もりを」・「愛着を持って大切に」

足の特性

まずは、靴と一番関わりの深い、"足"について学んでみましょう。 足は、臓器や脳と並んで人を支える一番大切な部分であり、
通称「第二の心臓」と呼ばれています。 足は、大小28個の骨、筋肉、靱帯、血管、神経等からできています。
(下図をご覧ください)

足の骨格図

足には骨格で作られたアーチがあります。
特に内側の縦アーチで地面に接地しない部分を「土踏まず」といいます。

アーチには
1.地面に接地する時に衝撃を吸収する
2.地面をける力を助けるバネの役目

上記の2つの大きな役目があります。



用途に合わせた靴の選び方



慶事(けいじ)…祝い事
男性の場合
タキシード(夜間の礼装)→ 黒エナメルのオックスフォード・リボン付きパンプス・
スリッポンタイプ
モーニング(昼間の礼装)→ 黒革のオックスフォード・スリッポンタイプ
女性の場合
シンプルなデザインの白か黒のパンプス

弔事(ちょうじ)…おくやみ事
男性の場合
シンプルな黒のオックスフォードやスリッポンタイプ
女性の場合
シンプルな黒のパンプスビジネスビジネスシーンでのカジュアル化が進み、
以前程の制約は無くなってきました。



ビジネスシーンでは…
仕事のTPO(場所場合)にあわせた選択が必須です。
(例:通勤にフラットシューズを履く・
女性の場合、出来るだけ短時間で履き替えられる靴を履く)


ご旅行では…
ご旅行では歩く事が多いので、ウォーキングタイプがおすすめです!!


スポーツタイムでは…
スポーツの種類によって専門の靴を使用する場合もありますので、
いちがいにどの靴が適しているとは言えませんが、
一部のスポーツで例を挙げてみました。



ウォーキングでは…
効果的にウォーキングをするには、歩幅を大きくするために、
ある程度の靴重量が必要です。
着地時の安定性があるものや、足の指のつけ根部分が屈曲しやすい
構造になっていることなども大切な要素となります。

ジョギングでは…
着地時の衝撃は体重の170〜250%と言われています。
膝や腰にかかる負担を軽減するために踵部(かかとぶ)などに
衝撃を吸収するクッション材を装填したものをおすすめします。
また、靴全体の重量が軽量のものを選択されると良いでしょう。

テニスでは…
サイドステップやダッシュ&ストップなどの激しい動きにたえる構造が必要となります。
ソールのサイド、つま先ともに意匠がついたものが適しています。
しかし、コート面の種類(土・オムニ・芝など)によっても、構造が多少異なってきます。
※オムニ…砂入りの人工芝コート

登山では…
山の高さ・斜面の角度・登山道のコースによって選ぶ靴も違いますので、
登山靴専門店に相談が必要となります。